思い切って転職できたのもつかの間、今まで貯めていた確定拠出年金の拠出額がなくなっていました!!!
5万円程度は貯まっていたのに、いったい何が起きたのか。
その解説をして、転職前に一度よく考えていただければと思います。

あと少しで入社三年目だけど転職してやる!!と思っている方に見ていただきたいです
企業型確定拠出年金は3年経たないと拠出額が失効する!
結論から言うと、企業型の確定拠出年金は、3年未満で退職した場合拠出金額は事業主へ返還されます。
企業によって全部ではなく一部なケースもあるので、一度担当者に確認することをお勧めしますがよっぽどのホワイト企業でない限り全て失うと考えていたほうが良さそうです。
これはJIS&T(確定拠出年金の運営機関)の規約に定められています。
なので、あと少しで入社後3年経過するという方で、企業型確定拠出年金を利用している方は今まで積み立てた金額がなくなることを加味して転職を判断しましょう!

せっかく貯まっていた5万円が…
貯まっていると思っていたから個人型に移行したのに骨折り損のくたびれ儲けです。

個人型確定拠出年金への移行方法
拠出金額があると思っていたので個人型へ移行したのですが、その意味がなくなってしまいました。
ですが、折角手続きを行ったのでその手順を記録しておきます。
ホームページでも動画で手続き方法がまとめられていましたので画像の詳細にリンクを張っておきます。

https://dc.rakuten-sec.co.jp/admission/
個人型確定拠出年金へ移行するためには、証券口座が必要になります。
各証券会社より口座を作成後、確定拠出年金のページを開き、申し込みの手続きをします。
自分は楽天証券の口座開設済みだったので、そちらで申し込みをしました。
申し込み手続をしましたらメールにて、「事業所登録申請書」という書類の提出が求められます。
自身が記入できる項目を埋めた後、人事担当に連絡をして事業主記入欄を埋めてもらいます。
その後は届いたメール内のURLよりアップロードを進めてください。
iDeCo口座開設後にすること
書類のアップロードが完了後、1~2か月しましたら加入手続完了のメールが届きます。
同時に、郵送で下記書類が届きましたら初期設定・掛金の配分を進めましょう。
- 個人型年金加入確認通知書
- 口座開設のお知らせ
- コールセンター/インターネットパスワード設定のお知らせ
各書類は郵送元がバラバラなので気長に待ちましょう。
自分も1か月後に全部そろったのでどこまで手続したか忘れてしまいました(笑)
掛け金の配分は、その人の投資に対する構え方で変わります。
リスクを取った運用をし、拠出額以上のリターンを期待するか。
低リスクの配分先を選択し、堅実に老後資金を貯めるか。
自分自身の老後に係ることなので、よく考えて選択しましょう。
どちらを選んでも大事なことは、運用コストは低いものを選ぶようにしましょう

確定拠出年金は無料で運用しているサービスではありません。
資産の管理費用がかかるのでなるべくここにコストをかけないように気を付けましょう。
場合によっては、折角の運用益が手数料負けすることになるかもしれません。
ここまで、iDeCoの申し込み手順、申し込み後の初期手続きを解説してきました。
iDeCoも含めた投資商品は元本割れのリスクがあります。
自身のライフステージに合った、適切なリスクを取って運用していきましょう。