法務がいない会社のリーガルチェックってどうやるんでしょうね。
なんちゃって法務のお仕事、それは一方的に不利な内容でないか注意することです。
法律が分かればベスト
契約書の内容を確認するとき、必要なことは
- 内容を全て読み込む
- 法律に触れない内容か確認
- 一方的にうちが不利じゃないか確認
以上3つを意識しましょう!!
この3つのうち、確認しやすいものがうちに不利な内容がどうか、です!
漠然と不利な内容と言われても思いつかないと思うので、具体例を提示します。
これは賃貸借契約においての事例ですが、
- 支払いは前月27日までとする
- 支払の滞納時は即時解約を申し出可能
- 個人の連帯保証人を要する
ざっくりこの当たりが問題提起されました。
1つずつ見ていくと、会社規模にもよりますが支払日が決まっているケースがほとんどだと思います。
その場合、決まった支払日と合致しない場合は1度先方と交渉してみることをオススメします。
先方も契約が決まらないよりは、多少入金日がズレるくらいで契約が取れるならば儲けものとするケースが多々あります。
実際、管理会社に直接振り込む場合は融通を効かしてくれた経験があり、末日に変更が可能でした。
次に、滞納時の対応です。
個人契約であれば、銀行の自動支払い機能を設定することで支払い漏れはなくすことができます。
しかし法人の場合は担当者次第では、支払い漏れは珍しくありません。
大体の管理会社は支払われていない旨の電話を掛けてきますが、契約で即時解約が記載されていた場合はその限りではありません。
下手をすれば再度契約手数料を取られる可能性もあります。
このような場合に備えて、最大3ヶ月として妥協案として2ヶ月に落ち着かせるのがベストです。
そして最後に、連帯保証人についてです。
もはや個人の契約では必須もしくは、保証会社なしには契約ができない時代になっています。
ですが上場をしている会社であれば、個人つまり代表を保証人とすることは認められていない事がほとんどでしょう。
しかしながら、こちらは仲介業者によってはどうしようも無いことがほとんどです。
上場非上場を関係なく個人での連帯保証人を必要とすると言われてしまったらどうしようもありません。
その場合は素直に他の仲介会社もしくは別の場所で契約をしましょう。