金曜日、前の職場に最終出社してきました。
有給の買取や後任がいないと着地点が定まっていなかった12月が嘘のようです。
これが初めての退職になるのですが、案外すんなりことが進んでいるように見えます。
もちろん担当視点ではなく、管理職からすると抜けた穴を埋めるために手を尽くして頂いたことかと思います。
これが前の部署の部長だったらざまあみろと思うのですが、一度異動しているので申し訳なさの方が勝ちました。
それでも、私は転職することを選んだことは後悔していません。
お世話になった人を置いてでも、今の環境下は将来自分の為にならないと断言することは出来ます。
挨拶回り

色んな人を見送ってきたから見慣れていましたが、今度は私が挨拶をする番です。
基本、関わった部署に対して回っていくのでしょうがそんなことはしてやりません。
関わった中で本当にお世話になった個人にしか挨拶をしに行きませんでした、
それだけ、ちゃんとした人は少ない会社です。
それでもお世話になった人達は皆、惜しんでくれましたし、何より出ていくことを祝ってくれました。
皮肉ではなく心から伝えてくれるので相当まずい会社でしたね……笑
遠方の方で直接お会いしたことが無い方達にも、それは変わりませんでした。
むしろ1度会わなくては思ってた!!と言って下さり感無量でした。
近くで頼っていた大ベテラン

挨拶も終え、最後に部署の皆さんからのプレゼントを頂いた後ドタバタしながら退勤しました。
その後でプチ贅沢のテイクアウトをし、貰ったお酒で晩酌しつつお世話になった大ベテランさんに挨拶メールを打ちました。
最初の部署から今の部署に異動にあたり、その人が私を必要と言ってくれたので実現できたと思っています。
そうでなければ今まで仕事を続けていることはなく、とっくに別の小さな会社に転職していたでしょう。
必要と言ってくれて、異動してからも何かと助けてくれたから続けることが出来ました。
他部署への文句を一緒に言ったり、急な対応を一緒にやって四苦八苦もしました。
そんな思いを書いていたら涙が止まらなくなり、書くこともままならなくなっていました。
それでも、何とか書ききって返事が貰えない不安もありつつ「自分が送りたいから送る」決意をして送信しました。
結果としては暖かい言葉を沢山くれて恵まれ過ぎていたことが改めて実感しました。
あと少しで3年、という所で退職しましたがこの決断はして良かったと思います。
やらない後悔で自信の決断を恨むより、やった後悔の方が仮定の話が無いので気持ちが楽です。