ショタコンの元凶

「東京マグニチュード8.0」というアニメをご存知でしょうか。

タイトルのまま、お台場に遊びに来ていたところ首都直下型地震が起き、姉弟が家に帰るまでのお話です。

尚、このアニメは私をショタコンに引きずり込んだ良作です。

取り合えず泣きたい方。ショタコンは必須で見るべき作品です。

小野沢 悠貴 (8歳) 小学三年生!

主人公の小野沢 未来の弟、小野沢 悠貴(CV.小林由美子)。

https://tokyo-m8.com/character.shtml 東京マグニチュード公式サイト

小学3年生にしては子供っぽい声に最初は違和感を覚えますが、1話を視聴し終わるころには全く感じなくなり悠貴くんが出るのを待ち遠しく感じる程です。

未来ちゃんのことをケータイ星人と馬鹿にする傍ら一方で、家族を大切にしている気持ちが伝わってきます。

物語の発端であるお台場に行きたい理由も、家族みんなでお台場の橋を見に行けばまた仲良くなれるから。

この家族は第1話から不和が強調されており、それを小学三年生ながら感じ取りどうにかしたいと考え行動していました。

すっごくいい子ですよね…。

ですが、順調な帰路に影響を与えたのは4話の東京タワーの倒壊です。

この時の頭部へのケガがきっかけとなり、俯きボーっとする様子などいたるところに悠貴くんの体調が良くない伏線が張られていきます。

嫌な流れがある中、悠貴くんは突如嘔吐してしまいます。

直後顔色は一気に悪くなりますが、少し休んだら良くなりまた歩みを進めます。

未来ちゃんが手を差し伸べる中、悠貴くんはその手をつかむことができず倒れてしまいます。

その後病院に搬送されますが…。

演出の良さ

搬送後も悠貴くんは未来ちゃんと一緒に家に帰ります。

そして二人の地元までたどり着くことができました。

悠貴くんが通っている小学校で悠貴くんの友達と会い、一緒に学校を回っている最中一気に不穏な空気になります。

悠貴くんは未来ちゃん一緒に来ているにも関わらず、その友達は悠貴くんに合うことができていないのです。

悠貴はも来てるの?という問いにそこにいると振り返ると悠貴くんに姿はありません。

友達が姿を消すとまた悠貴くんは現れます。

このやりとりを繰り返し、マロニエの観察ノートがあるからと友達の家に取りに行きます。

そこで余震が起き、崩壊した家の中で悠貴くんを助ける形で移動していくと倒壊に巻き込まれることなく助かりました。

ですが最後に倒壊して床のない部屋に突如浮かびあがる悠貴くんの姿。

そこで未来ちゃんは真実を思い出します。

ごめんね、お姉ちゃん。僕、死んじゃったんだ。

 

………とてつもない爆弾を投下して最終話に入ります。

病院に搬送されて以降の悠貴くんは未来ちゃんの言うならば空想の存在だったのです。

にも拘らずその悠貴くんは本当に生きているかのようでした。

真相が明らかになってからは演出もあからさまでした。

夕暮れ時で周囲は暗くなっているのに悠貴くんは明るいまま。

影もなくなっています。

悠貴くんが死んでしまったことで一緒じゃなきゃ家に帰れないという未来ちゃんを悠貴くんが手を差し伸べて一緒に帰ろうと引っ張ります。

あの時握れなかった手を、実際には握れていなくても握り、家に帰ります。

別れ

家に帰ってからが感動のラストです。

自分の部屋の二段ベッドに腰かけ、ありがとうと。声も遠くなり、姿も消え始めます。

いかないでと涙を流す未来ちゃんに対してずっとここにいると言い、悠貴くんは消えてしまいました。

 

何回見てもこのシーンは号泣します。

この記事を書きながらもう一度も見て大号泣です。

苦難を乗り越えてきたのに亡くなってしまって、それでも未来ちゃんが家に帰るまで寂しくないよう一緒についてきて。

私が亡くなった人が想いを残す作品を好きになったこと。ショタコンになったのはこの作品によるものだと自信を持って言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA