2021年9月17日、シンカリオンZでエヴァコラボ回が放送されました!
エヴァシリーズを視聴しているファンならクスりと笑う再現もあり良い出来だと僕は思いました。
今回は、どんな話だったか、どんなネタがあったかご紹介します。
目次
きさらぎ駅を探していたら碇ゲンドウがいた
シン達はきさらぎ駅の謎を追うべく、遠州鉄道でに乗っていました。
そんなきさらぎ駅のモデルと言われたさぎの宮駅。そこで降りようとドアが開いたとたん、夕暮れ時に変わっていました。
そしてそこにいたのが碇ゲンドウ

一人駅のベンチで碇指令は中々シュール…!
このゲンドウ、いつもの調子で難しいことを言いますが、シン達には迷子のおじさんとして認識されることになりました。
ゲンドウが迷子のおじさんで落ち着いた瞬間、シン達が乗ってきた電車とは別の電車が現れました。
それは京都を走る在来線です。
愛知にいたのに京都の電車が現れたことに驚くシン達ですが、ゲンドウが率先して乗車したためそれに続くことに。
電車の中で向かい合って座っていると、シンエヴァの終盤の裏宇宙のシーンが思い出されます。
あの時はシンジとゲンドウの対話、そしてゲンドウが下車していました。
気づいたら京都にいた。京都では鬼エヴァとエヴァ民が楽しそう。
夕暮れ時のきさらぎ駅から一転、昼間の京都に着きました。
そこで一息つくこともなく、超巨大物体の出現を知らせるアラートが鳴ります!
ゲンドウを置いて去ろうとした折、ゲンドウから超進化研究所に連れていけとの発言がありました。
シンカリオンのことも知っているゲンドウ…!
研究所に着くやいきなりやってくれました。

「シンカリオンに乗れ。でなければ大宮に帰れ。」
するい。
ここまで完成度の高い本家のパロディをするなんて…!コラボ回は伊達じゃない。
とても楽しそうです。
シンカリオンに搭乗して鬼エヴァと戦うシン。

この鬼エヴァはダミープラグを使用している、もとい暴走状態の初号機に近い印象を感じます。
口も開き、うまくテオティ達の力とエヴァ初号機が表現できているのではないでしょうか。
シンカリオンに乗って戦うシンですが、鬼エヴァには攻撃が当たりません…!!!
鬼エヴァにはATフィールドがあり、E5ではどうにもならないことが判明しました。
ですが、それを受けてもゲンドウは慌てず時間を稼げればいいとの判断。
そうしてすぐにあの曲が流れました…
残酷な天使のテーゼで超進化するのはずるい。
うわあああああああああああああああ
碇指令…こんな隠し玉をお持ちだったなんて…。
シンエヴァでエヴァンゲリオンはもう見れないと思っていたのにこの完成度…。
シンカリオンすごい…。
そしてびっくりなのがこのシンジ君。

どうやら前作の記憶もしっかり引き継いでいる様子。
シンを見て、「君が新しいE5の運転士?」と言ったシンジ君。
こういう、さりげない一言に前作との繋がりを持ってくる要素がとても大好きです。
露骨に繋がりを前面に出すと、新規ユーザーからしたらついていけないですもんね。
さて、このシンカリオン世界のシンジ君。
ショタみが増してとても可愛いです…。前回のコラボと比べても、眉がりりしくなって頼もしく感じます。
この辺がシンカリオンZのキャラっぽくて大好きです。


この二人の対比!!!
もうコンビネーションがばっちり!!!
シンジ君も、シンエヴァを乗り越えて卑屈な性格ではなくなっていますし、シンを引っ張る先輩のような立ち振る舞いにちょっと感動すら覚えます。
お互いに見合っているのがとっっても素晴らしいのです…。


ほらこんなだから本庄のおっちゃんが司令官の椅子を碇指令に譲っちゃったよ!
そしていつもの指組ポーズ!!!1
この安心感。さすがは碇指令。
この人が味方でいるうちは何とかなるんじゃないかな。あと、メガネが光っているうちは。
そして想定の通り、シンジ君とシン君のコンビネーションで鬼エヴァに一気に優勢に立ちました。


うーん、やっぱり二人とも顔がいい…。シンカリオンZの作画はいいものだ…。
シンのエキスカリバーで鬼エヴァの動きを封じ、その隙にシンジ君がATフィールドを中和。
こんな作戦、いったいどこで習ったんだ?

ここ最近言われていない、「ATフィールド、全!!!!開!!!!!」いただきました。
緒方さん衰えずすごいです…!
エヴァコラボも暴走状態です!!!レイやアスカも出るよ!
倒したかに思えた鬼エヴァですが、暴走状態となり、四つん這いでE5に接近!
羽交い絞めにしてE5に噛みつくその姿は本当にエヴァが暴走しているようで迫力のあるシーンです。

そんな窮地も意に介さずゲンドウはレイに回線をつなぎ、ザイライダーのことを確認。
レイとアスカの二人が見たことあるポーズでお出迎えです。
ここの制服や紙がなびく様子は作画が気合入っており、見ていて自然と目を奪われてしまいます!

ん?
ザイライダーがいるということは…Z合体!?!?!

「超進化ブレーカー、起動!!」
碇指令!?!?!?!?!?

この二人の横並びが実現するとは思いませんでした。
初代シンカリオンが、親子関係が良好なエヴァンゲリオンと言われるだけあり、シンカリオンZでここまで仲良くなった碇親子が見られて感無量…。
TLでゲンドウがいるだけでシュールになると騒がれていた中、こんなアツい展開になるとはとても思えませんでした!!

Z合体をしたTypeエヴァは、ロンギヌスの槍を手にします。
シンカリオン世界で使用していいのか物議を醸す武器です。
これには本庄のおっちゃんも冬月化が止まりません。

ロンギヌスの槍まで出されてはオーバーキル気味な鬼エヴァ。
するりと貫かれて、お決まりの使徒爆発。

この十字の光を見るとエヴァンゲリオンだなぁって気がします。
いつもの爆発にこの光を入れる芸の細かさ。
こういう小さな気配りがコラボの完成度を底上げしています。

二人仲良く元の世界に帰る。二人で帰る…!!!

鬼エヴァを倒したシン達の場面は一転。
ゲンドウの笑みから飛んで謎のトンネルの前で別れを告げるシンジ君とシン達。
前回はハヤト一人だけだったのに今回は皆でシンジ君と会えているのは作品の広がりを感じます。
そして何よりここのゲンドウ!!!!!!!
背を向けながらもちゃんとシンジ君のお別れを待ってる!!!!
ちゃんとお父さんしてる!!!!!
こんな日常で感動を与える碇親子すごくないですか???
そして最後に見せる珍しいシンくんの困り顔。
歯を見せてニシシと笑う新しい可能性が出ました…!

このエヴァコラボはシン・エヴァンゲリオン以降で初めて僕が見たエヴァンゲリオンでした。
アスカがシンジのことをガキではなくバカと呼んでいるあたり、時系列はそのままシンエヴァの後ではないですが、
碇親子関係の良好化といった影響を与えている要素があるのがとてもマッチしています。
この内容をシンエヴァが完成前に流していたらif世界が強すぎて、ここまでの完成度として認識されることはなかったと思います。
シンカリオンはこう言ったコラボに力を入れてくれるので、これからも楽しみです!