今日は耐え忍ぶショタをご紹介します。
漫画「flat」にでてくる主人公平助のいとこの秋くんです。
ぐーたらな高校生、平助になついて物語は始まります。
基本的に一話完結型のほのぼの日常劇です。
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まじめで我慢する子
秋くんは最初は寡黙で、多くを語りません。
その代わりにその小さな背中や表情。仕草が心象を語ります。
年齢が語られませんが、保育園に通う歳なのに我儘を言わずに我慢する子です。
我慢は美徳の日本的な社会が反映されているのか、子供らしく自分中心にふるまうことをしません。
ですが、却って周囲を巻き込みまわりの大人たちは振り回されます。

元気な短パンショタを見たい方にはもの足らないでしょうが、ほのぼのとした日常の純粋なショタ成分は存分に堪能できます。
寡黙な秋くんの見せる豊かな表情は毎日の疲れを癒してくれます。
寡黙な子は大変
思うに、男の子は活発に動き回って周りを振り回している印象です。
昔やっていた仕事で子供と関われることがあったのですが、やんちゃで暴れまわる子のほうが断然多かったです。
外で遊んだり、室内でもごっこ遊びで走り回り、全力で動き回っていました。
大人から見れば、小生意気でも自分にぶつかってくる子の方が相手をしやすいケースが多いです。
元気が良すぎでまとめる際は大変ですが(笑)
一方で、寡黙でなかなか打ち解けられない子は苦労するだろうなあと感じました。
一緒に遊ぼうとしても、胸の内を語ってくれない以上どう向き合っていけばよいか悩ましいです。
一緒に過ごしていて楽しかったか見極めるのは骨が折れてしまうこともあると思います。
ですが、共有した時間は確実に積み重なり、その子にとって貴方は頼りにされる大人になっていることでしょう。
私自身、最初は笑顔がなかなか見れない子と接していましたが、一緒に過ごす時間を重ねることでその子の信頼を得ることができました。
最終的には私にはわがままな一面を見せるようになり、参加しなかったお泊りにも私が行くなら行くと言ってくれる程になりました。
特別扱いしたことはなかったのですが、私自身を特別に思ってくれることはとてもうれしいものですね。
こういった徐々に心中を表に出し、成長していく姿が「flat」にも描かれています。
よければやんちゃっ子とはまた違った良さを本書にて発見いただければ幸いです。
いつもお世話様です。
